外壁塗装工事
岩松建装の外壁塗装工事
塗料について
【主な外壁塗料の種類と特徴】
〇アクリル塗料
特徴
比較的安価 耐用年数が短いため短期間で別の色に塗り替え向き 保護目的には不向き
耐用年数は3~5年
〇ウレタン塗料
特徴
比較的安価 防水性があり施工が容易である。長期的美観維持には不向き
耐用年数は5~7年
〇ラジカル制御型ハイブリッド塗料
特徴
シリコン塗料に代わるコスパが良い新塗料 塗膜の劣化を制御する機能あり
歴史が浅い塗料のため施工業者の選定が重要
耐用年数は10~13年
〇シリコン塗料(2液型)
特徴
価格と機能のバランスが良い 現在最も使用される外壁塗料 種類が豊富で1液型とは機能の差があるため注意 耐久性と汎用性が高く紫外線や風雨に対する抵抗力あり
耐用年数は10~13年
〇フッ素塗料
特徴
比較的高め 耐用年数が長い 高級感のある美しさと光沢が維持させる。艶消しのマットな仕上がりは選択できない。
耐用年数は10~15年
〇無機系塗料
特徴
高価 耐用年数が長い 防汚性、不燃性が高く カビやコケが生えにくい。伸縮性が高くひび割れしにくい。付帯部も高耐久塗料を選択しないと部分的に修繕しなければならない。
耐用年数は10~17年
工程について
【施工の流れ】
①ご相談
②お見積り
③ご契約
④色決め
⑤ご近所ご挨拶
⑥足場組み
⑦点検調査
⑧ケレン・洗浄
⑨養生
⑩塗装
⑪点検
⑫足場解体
現場の状況や天候により変更する場合があります。
そのほか修繕や各種取り替え等承ります。
ケレン・高圧水洗浄
【ケレン】
塗装工事に入る前の下地処理の工程となります。
鉄部のさびやはがれている塗膜を落としたり、木部の表面を少し削ってコケや余計なごみなどを落とす。
また、あえて傷を少しつけて塗料を密着させやすくします。
紙やすり(サンドぺーパー)やサンダーやワイヤーブラシなど部材や塗料に合わせて使用します。
【高圧水洗浄】
塗装工事に入る前の工程の一つです。
外壁をすべて高圧洗浄機で洗い流します。
一般家庭用ではなく業務用の水圧の機械を使用して上から順に汚れ、コケ、旧塗膜を洗い流していきます。
水道水ですが汚れが流れ落ちていくため近隣や設備には十分注意して行います。
また、水分が残ったまま塗装すると不具合が起きるためしっかりと乾かす必要があります。
コーキング
【コーキング】
外壁塗装では基本的にコーキング工事を行います。
外壁材の隙間やサッシまわり、配管、換気扇などのまわりをコーキングで埋めて雨水の侵入を防ぎます。
コーキングも劣化しますのではがれ、ひび割れをおこしていると雨漏りの原因になりますので
コーキングは一度撤去して新たに打ち替えます。しかし、一部撤去すると周りの部材を傷つけたり、
美観に影響を与える場合は旧コーキングの上に増し打ちして美観を保ちつつ本来の効果も得られるように施工します。
コーキングの上から塗料を塗る場合とコーキングそのものが外壁材と面になる場合があります。
コーキングにも様々な種類があり、部材や場所によって選択していきます。
最も多く使用するのはコーキング剤のブリード現象を防止する機能をもつ変性シリコンノンブリードタイプです。
外壁塗装
【外壁塗装】
外壁の塗装で主に塗る部分は外壁、軒天、破風、鼻隠し、帯、樋、水切り、雨戸、戸袋等です。
窓、扉、手すり、ベンドキャップなど塗装しない部分の養生をしてから作業します。
まずは下塗りです。
下塗りは下地と上塗りの密着をよくしたり、小さな傷や凹凸 を補修するために重要な工程です。
上塗りだけでは塗膜がはがれやすくなったり、本来の性能が発揮できなくなったりします。
下地によって下塗りに何を使用するかは変わってきます。
続いて上塗りです。
上塗りは2回以上(1回目を中塗り2回目を上塗りと言われる場合もあります)
下地の状態によっては下塗りを2回塗ったり、上塗りを3回塗ることもあります。
また、塗料によっては下塗りや中塗りが不要な塗料もあります。
基本は使用する塗料で決められた回数を塗ります。
現場で塗ってみた状態で職人が回数を増やす対応をする場合もあります。
外壁もじっくり見てみると意外と細かな部分まで塗ってあることがわかると思います。
刷毛で丁寧に塗る部分もたくさんあります。
サイディングの形状によってはタイル風で目地が深いものもあります。目地の奥まで塗料をしっかり入れていきます。
各部の取り合いがありますのできれいな仕上がりになるように順に塗っていきます。
夏場は窓や扉の養生をすると風が入らなくなってしまいますので状況をみながら建物の面ごとに仕上げていきすべてがふさがってしまわないようにします。
仕上がったところで点検、清掃をしていきます。光の当たり方で見落としがないか注意深く確認し施工は完了です。
足場を解体し引渡しとなります。